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紙の三角形
大橋知子さん

「楽しくなければ、仕事じゃない!」未来を見据えるイノベーターでありたい

大橋知子さん

有限会社ボランチ21代表。

PM研修やDX推進など、参加者の自発性を促す人気講師として活躍中。
子育てをしながら様々なプロジェクトに携わってきた大橋さんは、人間関係を何よりも大切にしながら、どんな仕事も自分自身で楽しくしていきます。

大橋さんのコメント動画はこちら↓

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経験から選択してきたリーダー像、PMBOK®を読んで「間違いではなかった」

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IT会社で社会人としてのキャリアをスタートした大橋さん。
システム開発に携わり、後半はリーダー職も担っていましたが、第一子の育児期いわゆる「小1の壁」に直面します。
「自分にとって大切なことがはっきりする機会となった」と退職を決意し、その後は子育てをしながら複数の企業で多彩なプロジェクトに携わります。

オラクルマスターやセールスフォース認定資格など、周りからは「資格オタク」と称されるほど多くの肩書をもつ大橋さん。
それらは全て、その時々のニーズに応じて学んできたことの集積なのです。
PMP も例外ではなく、プロジェクトマネジメントコンサル会社在籍時に取得した資格です。
子育てをしながらリーダーを務めてきた大橋さんは、その経験からリーダーとしてどうあるべきかを選び取ってきました。
後にPMBOKに触れたときには、「やはり自分のやってきたことは間違いでなかった」と感じたそう。
「子育ては、常にリスクマネジメント。情報をひとりで抱え込まないように心がけていました。また、チームメンバーのやる気スイッチを押すことが私の役割だとも感じていました。」

2001年、有限会社ボランチ21を開業し、PM研修・DX推進などの領域で人材育成に当たります。
これまでの経験や自身の視点を取り入れながら、受講者の自発性を促すスタイルが人気の講師として活躍しています。

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人間関係が大切。気遣いのできる女性PMが増えることを願う

多くのプロジェクトに携わるなかで、大橋さんは人間関係を何よりも大切に思っています。
マネジメントのうまくいっていないプロジェクト内で関係がこじれ、友人を失った経験もあります。
一方、20年前にPMとして携わっていたプロジェクトのクライアントから、退職するメンバーの送別会に誘われるという嬉しい出来事も。
「いいプロジェクトをしていると、縁が続くもの。メンバーが悲しい思いをしないようにと考え、マネジメントをしています。」

また、メンバーを主役に立てて自らはサポート役に回ることのできる人物こそが、PM 向きであると考えています。
そのような気遣いのできる女性 PM が増えていくことを期待している大橋さんです。

大橋さんのプロジェクトマネジメントのルーツ、それは小学校から高校まで携わっていたガールスカウトに遡ります。
「キャンプの計画を立てる、予算内で食事を用意する、雨天時のリスクマネジメントをする…今にして思えば、あれは全てプロジェクトマネジメントでした。」
そう話す大橋さん、子育ても、現在携わっている研修も、何事も「プロジェクト」ではないかと考えています。

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楽しくなければ、仕事じゃない!イノベーターとしてチャレンジする人材でありたい

楽しくなければ、仕事じゃない!イノベー��ターとしてチャレンジする人材でありたい

所属しているPM創生研究会で題材とした「起承転結人材」のことを例に取り、大橋さんは次のように語ります。
「起承転結人材という考え方があります。ゼロベースで物事を起こす【起】や、1を10にスケールさせる【承】、そのような人材が増えてほしいです。」

また、PMとしての仕事に限らず、大橋さんは「楽しくなければ、仕事じゃない!」と断言。
「コントロールできない要因ももちろんあります。でも、仕事を楽しくできるのって自分だけだと思うんです!」
自らがそうであったように、後に続く人たちにも前向きに物事に取り組み、やり切った達成感やあたたかな人との縁を手にしてほしい…と願ってます。

そのためにも、大橋さんは自分自身がイノベーターでありたいと考えています。
過去でなく未来を見据え、あちこちにワクワクの炎を着火させていく大橋さんです。

ライター:みねせりか グラフィックレコーディング:岸智子 インタビュアー:永合由美子

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